HAI2025に参加しました

2025年11月13日

慶應大学日吉キャンパスで開催された、機械やAIなどのエージェントと人間の相互作用に関する国際フォーラム (the 13th International Conference on Human-Agent Interaction) にて、当研究室修了生の中村香里さんが自身の修士論文の成果 “Endogenous Formation of Collective Behavioral Patterns of Human-Autonomous Mobility Interactions in Mixed-Use Traffic Environments” のポスター発表を行いました。

自動運転車両と人間の間の協調に関して、どのような規制・環境の下で効率的な行動が促されるかを進化ゲーム理論を用いて動学的に検証した研究です。ポスターセッション中にご質問いただいた皆様、フォーラムを主催くださった慶應大学の大澤先生をはじめとする方々、ありがとうございました。

https://hai-conference.net/hai2025/

[上町]

 | 学外発表 研究室生活(主に学生より)

新任教員からの挨拶-Lubing Zou先生

2025年10月31日

はじめまして、10月に着任しました助教のZou Lubingです。

私は中国出身で、2018年に日本に来ました。2023年に博士号を取得した後、日本の民間企業で2年半ほど研究員として働き、この度アカデミアに戻ってきました。

私の研究は、未来の公共空間における歩行者と機械の共存と関わり、心理学と交通学に関連しています。

私の経験が皆さんの学びに少しでも役立てば嬉しいです。一緒に研究の楽しさを味わいましょう。

[Zou Lubing]

 | 研究室生活(主に学生より)

国際プロジェクトグループ旅行2025

2025年10月30日

福田研究室と国際プロジェクト研究室と合同で、毎年恒例のグループ旅行として那須旅行が開催されました。今年は当研究室のM1の学生が中心となり準備が行われ、多くのアクティビティが企画されました。

楽しい旅行はワイナリーに始まり、様々な種類のワインを堪能しました。そこではブドウから作られる一般的なワインのみならず、御用邸に献上されるワインや梅や牛乳から作ったワインなど、普段いただくことのできない上品なワインに舌鼓を打ちました。

夜は去年に引き続き、宿泊先でバーベキューを行いました。
国際プロジェクトグループには様々な国籍・文化圏の学生が在籍しているため、バーベキューを含む食事には気を使わなければならないのですが、そこはさすがの企画力。多種多様な食材を用意することで多方面に配慮しつつ、それぞれの食材の調理を楽しみながら味合うバーベキューとなりました。

最終日には近くの果樹園でりんご狩りを楽しみました。先生方も含めて美味しいリンゴを見極めようと真剣に吟味していて、いつもの研究室での様子とは違う姿を垣間見ることができ、密かに楽しかったです。

異なる研究室・出身国・学年の学生が多く参加した旅行でしたが、那須の新たな魅力を感じると同時に、普段はあまり話さない人とも交流する良い機会となりました。

企画大変お疲れさまでした!

[上町]

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9大学計画系研究室対抗野球大会ベスト4!

2025年10月13日

2025年10月12日に、東京理科大学野田キャンパスで開催された計画系野球大会に参加させていただきました。

本大会は、近隣の計画系の研究室を集めて1981年から開催されている伝統のある野球大会です。今年は9つの大学が一堂に会し、東京大学からも本研究室を含む3つの研究室が1つのチームを組んで挑みました。

試合では野球経験者による豪速球が飛び交い、打者が打つのに苦慮する場面が多く見られ、ロースコアゲームの様相を呈していましたが、この日に向けて休み時間等にキャッチボールやバッティングセンターでの練習に励んでいた成果が実って打線がつながり、3勝1敗で4位入賞を果たすことができました。また、先生方の完封リレーや学生のダイビングキャッチ、特大ホームランなど、普段の生活では覗けない一面を垣間見たことも良い思い出となりました。

また、試合後には懇親会が開かれ、他の大学の学生とも親睦を深めました。

この大会の準備・運営にご尽力くださった芝浦工業大学のみなさま、東京理科大学のみなさま、誠にありがとうございました。来年度も楽しみにしております!

[上町]

 | 研究室生活(主に学生より)

新たなメンバーを迎え、今期のゼミが始まりました

2025年10月2日

2025年度のAセメスター(秋学期)が始まりました。

今期から、次世代インフラシステム研究室(福田研究室)には助教としてLubing Zou先生、博士前期課程の学生としてJehanさんが加わりました。これにより、本研究室は先生3名、学部4年から博士3年まで各学年の学生計14名にスタッフの方々を加え、約20名の研究室となりました。

年々規模を拡大し賑やかな研究室となってまいりました。研究室の発足から数年は一部屋に収まっていた学生部屋が今となっては手狭となり、複数の部屋に分かれて日々研究室生活を営んでいます。

新たに加わったメンバーと共に、今学期も論文執筆に向けて頑張ります!

[上町]

 | 研究室生活(主に学生より)

行動モデル夏の学校2025に参加しました

2025年9月25日

9月22日から24日にかけて、第24回行動モデル夏の学校2025が対面とオンラインのハイブリッド形式で開催され、当研究室からは修士1年と学部4年の計6名が参加しました。今年度は、東日本大震災の被災者の方々を含む、東北三県(岩手、宮城、福島)における十数年間の居住地変遷を記録した新しいパネルデータが提供されました。

私たちのチームは、このデータを用いた分析に挑戦し、多項ロジットモデル(MNL)による居住地選択モデルの構築を通じて「いかにして東京への人口流出を抑制できるか」という政策課題の解明を目指しました。分析では、東京への流出を特徴づける変数は比較的容易に見つかった一方、地域への愛着など「東北に留まる」選択の要因となる変数を特定することは非常に難しく、分析は困難を極めました。

しかし、限られた時間の中でチーム一丸となって試行錯誤を重ね、モデルの改善とパラメータの丁寧な解釈に最後まで努めました。その結果、全参加チームの中で6位入賞という評価をいただくことができました。今回は、分析が難しいデータへ果敢に挑戦したことで、行動モデルの奥深さに加え、粘り強く取り組むことが良いモデル構築に不可欠であると身をもって学ぶ、大変貴重な経験となりました。

このような素晴らしい機会をいただき、誠にありがとうございました。

[B4 伊藤]

 | 研究室生活(主に学生より)

Mogens Fosgerau先生との特別セミナー

2025年9月19日

9月19日に交通経済学の世界的な第一人者であるコペンハーゲン大学教授のMogens Fosgerau先生をお呼びして特別セミナーを開催しました。

セミナーでは壇辻先生(早稲田大学)、藤原先生(本研究室)、大山先生(東京大学交通・都市・国土学研究室)がそれぞれ研究に関するプレゼンを行い、それらに対してFosgerau先生が質問や助言をされました。

学会などでも多くは見られない極めて高度な議論が重ねられ、それぞれのプレゼンが1時間を超える状況でしたが、分野を牽引する研究者と先生方のやりとりは、聴講した学生にとっても大変貴重かつ学びの多いものとなりました。

直後に行われる行動モデル夏の学校や今後の研究に向けて、強烈な刺激を受けました。

[上町]

 | 研究室生活(主に学生より)

夏休み活動報告②~山口大学・琉球大学との合同ゼミ@長門~

2025年9月14日

9月12日から13日にかけて、山口県の長門にて山口大学榊原研・琉球大学神谷研との合同ゼミ合宿に参加させて頂きました。

初日の午後のゼミの冒頭、長門温泉の近隣自治体である美祢市の森山様から、豪雨災害により全線で運休している美祢線の復旧に関する議論について、講演を頂きました。地方鉄道の維持に関する自治体の考え方・取り組みを伺うことができ、大変貴重な機会となりました。

その後、1日目と2日目の午前にかけてポスター発表セッション、口頭発表セッションを行いました。先生や学生の皆様から普段の研究室内ゼミとは異なった視点から質問・助言をいただくことができ、研究を進めていく上で重要な示唆を得ることができました。

1日目の夜に近隣の飲食店で懇親会を行い、親睦を深めました。琉球大学の神谷研とは2年連続の合同ゼミとなりましたが、こうした、地域を跨いだ交流を続けていければありがたいです。

[上町]

 | 研究室生活(主に学生より)

夏休み活動報告①~早稲田大学佐々木邦明研究室との合同ゼミ~

2025年8月16日

8月2日〜3日に早稲田大学の軽井沢セミナーハウスにて、早稲田大学の佐々木邦明研究室との合同ゼミ合宿に参加しました!

1日目は上信越道の落石対策工事の現場を見学させて頂いた後、セミナーハウスに移動し、BBQを楽しみながら佐々木研究室の皆様と親睦を深めました。
そして、2日目の午前中に合同ゼミを行いました。当研究室と研究フィールドは近接していますが、特に多様な都市データを活用し、現代日本の都市課題に根差した鋭い問題設定をされている研究が多く、大変学びになりました。

1日目の懇親会・2日目のゼミを通して研究の話だけでなく、大学生活など研究以外の事についても多くを語らい、佐々木研究室の皆様と交流を深めることができた大変有意義な2日間でした。また今後もゼミ・学会といった機会を通じて交流を継続できたら幸いです。

最後になりますが、この合同ゼミ合宿開催に際し、多大なるご尽力を頂きました佐々木邦明先生、壇辻貴生先生、そして佐々木研究室の学生の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

[田中]

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夏学期のゼミ活動を打ち上げました

2025年8月5日

暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

先日、福田研では夏学期の締め括りとなるゼミを行い、B4, M2全員の研究進捗発表・質疑を行いました。

今学期のゼミでは、毎週持ち回りでの研究進捗ゼミと、経済学の基礎的な理論を学ぶ基礎ゼミの2種類のゼミを行いました。

いずれのゼミでも研究室内のメンバー同士で研究内容の共有や経済理論についてのディスカッションを通して良い学びの機会となったのではないかと感じています。

また、今学期からはSlack上でそれぞれのメンバーの研究について誰でも見られるオープンチャンネルを作り、読んでいる論文や考えているアイデア、行っている分析などが他の人からもわかるようにする取り組みを始めています。他のメンバーの研究について、よりよく知れるようになったのではないかと感じています。

ゼミ後には研究室の共用スペースで打ち上げを行いました。
今回の打ち上げはなんとタコスパーティー!🌮
M1の金岡さんの素晴らしい企画の元、タコスやドリンクを囲みながら今学期の研究室メンバーの頑張りを労いました!

夏休みに入り、他大学との合同ゼミ合宿、院試、中間発表、夏の学校など様々なイベントがありますが、研究室メンバー一同頑張っていきます!

引き続き夏休みの活動についても投稿していきます。[M1 田中]

 

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