土木計画学研究発表会・春大会@高松大学

2025年6月16日

6月7日・8日に香川大学で開催された第71回土木計画学研究発表会・春大会において、修士の金岡・田中・松永の3名が発表を行いました。

昨年は聴講者として参加したこの学会に、今年は同期全員で発表者として戻ることができ、非常に嬉しく、感慨深い気持ちになりました。1年間ともに励んできた同期の2人には、心から感謝しています。
自身の発表では、計画学を専門とする多くの先生方を前にして大きな緊張もありましたが何とか発表をやり遂げることができ、非常に貴重な経験となりました。質疑応答では、これまでの取り組みを評価していただく場面もあり、大変励みになりました。今後は、さまざまな大学・機関の方々から頂いたご指摘やアイデアを自分なりに咀嚼し、研究をさらに発展させていきたいと考えています。
最後に、今回の発表に限らず、卒業研究からこれまで一貫して多大なご指導・ご支援をいただいた福田先生に、この場を借りて深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
[松永]

また、M2の渡邊、B4の伊藤・更谷・種瀬の4人も研究の参考とするため、聴講者として参加しました。

初めて学会に参加させていただき、所与としてある程度理解しておかなければならない用語や領域がとても多いことを実感しました。用語でいえば、例えばUE(User Equilibrium)やSO(System Optimum)といった略語を理解している前提でプレゼンや議論が進行していて、領域で言えば行動モデルや経済はもちろんのこと、最適化のアルゴリズムや機械学習、量子コンピューターなどとても幅広い分野が登場して、B4の私にとってはついていくのがとても大変でしたが、もっと勉強しなければといういい刺激になりました。
[伊藤]

学会に参加するのは初めてでした。今回は聴講者として参加しましたが、最先端の研究や研究者同士の議論の一端に触れることができ、非常に良い経験となりました。一方でついていくだけで精一杯の発表も多く、勉強を続けていく必要性を痛感しました。
来年には自分も発表者の立場として意義のある議論ができるよう、卒業研究に励んでいきたいと思います。
[更谷]

人生初の学会は聞いて理解するだけで精一杯なものとなりましたが、示唆に富んだ発表や議論に触れる中で、自身が取り組もうとしている分野の最前線を肌で感じることができました。この経験で得た刺激を糧に実りある研究ができるよう、前を向いて頑張ります。貴重な機会をいただきありがとうございました。
[種瀬]

 

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Transportation Research Symposium(TRS)@ロッテルダム

2025年6月11日

M1の金岡です。先日、オランダ・ロッテルダムで開催された Transportation Research Symposium(TRS) にてポスター発表を行いました。初めての学会での発表ということもあり緊張しましたが、D2のクリッタナイさんとM1の松永さんも参加しており、知った顔がいることが大きな心の支えになりました。ポスターの作成では、情報の取捨選択やレイアウトの工夫を重ね、いかに見やすく伝わりやすいものにするかに苦心しました。発表当日は、まず来場者に興味を持ってもらうことが一つのハードルであり、積極的に声をかけてブースに誘導することの重要性を実感しました。世界各国から研究者が集い、国ごとに異なる特色や共通の課題意識について意見を交わす場は非常に刺激的で、多くの学びと気づきを得ることができました。学会の合間には、初めてのヨーロッパを訪れ、日本とはまったく異なる街並みを散策し、その土地の空気を全身で感じてきました。
[金岡]

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the first International Symposium on Intelligent Technology for Future Transportation (ITFT 2024)@ヘルシンキ

2024年11月5日

M2の中村香里です。10月19日~21日にヘルシンキにて行われたthe first International Symposium on Intelligent Technology for Future Transportation に参加し、”Virtual Reality Experimental Study on Bicycle Environment Assessment Using One-Boundary Drift-Diffusion Model”と題する研究の発表を行いました。

この研究は、ウィーン天然資源大学(BOKU)のYusak教授と現地で博士課程に在籍するShunさんとの共同研究として、昨年9月から12月にウィーンに滞在させていただいた間に行ったVR実験の結果をもとにした研究です。私事ではありますが、初めての海外滞在や初めての共同研究として私にとって初めて尽くしのプロジェクトの成果をこのように発表できて嬉しく思います。ご質問を頂いたAivars Rubenis博士、ありがとうございました。

また、今回が初めての国際学会の経験となりました。自分の発表にいただいた質問だけでなく、現地で拝聴した世界中の研究や、休憩時間にお話しさせていただいた経験等、全てが学びになりました。

この経験をもとに、このプロジェクトの研究内容を改めてよりよくしていけるよう、引き続き精進したいと思います。貴重な機会をありがとうございました。

[中村]

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交通・土地利用モデルに関する国際シンポジウム@大阪

2024年9月25日

大阪大学中之島オフィスで開催された交通・土地利用モデルに関する国際シンポジウム (Symposium on Integrated land use/transport models for carbon neutral strategies in Osaka) で当研究室修了生の長谷川啓太さんが自身の修士論文の成果 “The Effects Of Place-Based Policy For Dual Habitation On The Inter-Regional Population Distribution” を発表しました.

都市部と地方部との二拠点居住の成立可能性と中央政府の役割について2都市モデルを用いて行った理論研究です.質問を頂いたミュンヘン工科大学のJoanna Ji博士,シンポジウムを主催頂いた大阪大学の紀伊雅敦先生,有難うございました.(文責:福田)

シンポジウムWEB:
https://www.mos.ed.tum.de/tb/workshops/osaka-symposium-2024/

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土木学会全国大会(年次学術講演会)

2024年9月24日

9月4−6日に東北大学@仙台で開催された土木学会全国大会(年次学術講演会)にて,当研究室修了生の羽間真奈実さんが修士論文「人流ビッグデータを用いたニッチな観光スポットの検出」の成果発表を行いました.

京都大学大庭先生,豊田都市交通研究所山崎様,株式会社アルメック金子様より,研究を進展するうえで貴重なコメントを頂きました.ありがとうございました.(文責:福田)

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学会発表@福祉のまちづくり学会全国大会

2024年9月7日

修士1年の上町剛志です。

8/31,9/1に福祉のまちづくり学会の第27回全国大会に参加し、「自動車依存社会と社会的排除の関係に関する考察:沖縄本島中南部都市圏を対象として」と題する卒業研究の発表を行いました。短い時間の発表でしたが、扱う問題に関して会場の皆様に関心を持っていただき、5分の質疑応答の中で受けた複数の質問、指摘も参考になるものばかりでした。同研究の初の対外発表として学びのある場となりました。このような機会をくださり、また会場の札幌にはるばるお越しいただいた福田先生、琉球大学の神谷先生に深く感謝いたします。引き続き、修論として同様の問題意識の下で質的研究、量的研究に取り組んでいきます。
頑張ります!

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the 17th International Conference on Travel Behavior Research (IATBR)@ウィーン

2024年7月30日

7月13日から20日までウィーンで開催された7th International Conference on Travel Behavior Research (IATBR)に、博士1年の留学生Krittanai Sriwongphanawesが、修士論文の一部である、変動運賃シミュレーションについて発表しました。

発表は最終日であったため、セッションへの参加者は限られていましたが、その中で刺激的なご質問やご指摘をいただくことができ、示唆的な議論をすることができました。

僕は今回、初めてヨーロッパの国を訪れました。国際会議に参加する中で交通行動の分野の著名な先生方とお会いできることはもちろん、加えて新しい文化や環境を体験する貴重な機会になりました。この経験を博士研究に生かし、より研究に励みたいです。(Krittanai, 中村翻訳)

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土木計画学研究発表会・春大会@北海道大学

2024年5月28日

5月25日、26日に北海道大学で開催された第69回土木計画学研究発表会・春大会に修士1年生の目賀が発表を行いました。
静寂の中、大勢の方々の前で発表するような機会はあまり経験したことがなく、発表中は終始緊張してましたが、質疑応答が始まると、緊張感は薄れました。自分の伝えたかったことがしっかりと伝わった上で、面白いと褒めていただいたり、親身になってアドバイスをしていただいたり、とても嬉しかったです。
発表準備の際には福田先生と研究室のメンバーに、自分では気づけないわかりにく点をたくさん指摘いただき、とてもお世話になりました。
この経験を糧に、修士の2年間、悔いのない研究をします!![目賀]

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EASTS@Shah Alam

2023年9月11日

[2023年9月4-7日]

マレーシアのShah Alamで,第15回アジア交通学会(Eastern Asis Society for Transportation Studies; EASTS)が開催され,本研究室からはKrittanaiが研究発表を行いました.題目は以下の通りです.

How Do Fares Affect the Utilization of Ride-hailing Services: Evidence from Uber Japan’s Experiments (Sriwongphanawes Krittanai and Daisuke Fukuda)EASTS2023_1.jpg発表後には,会場の皆様と非常に刺激的なディスカッションをさせて頂き,各国でのライドヘイリングサービスの利用の現状について討論を行うことができました.たくさんのコメントや質問をいただき,ありがとうございました.

この論文はEASTSの最優秀賞候補となりました.最終的に惜しくも受賞には至りませんでしたが,EASTSの機関誌である「Asian Transport Studies (ATS)」に掲載される予定です.

また学会期間中,学術界,産業界を問わず多くの国の方と知り合うことができました.さらに最終日には,Shah Alamの高度道路交通システムについて学ぶため,スマート・セランゴール・オペレーション・センター(SSOC)への技術視察に参加しました.これもまた今後博士課程に進むうえで,将来の研究に役立つ経験と知識を得る非常に良い機会となりました.学会全体として,博士課程での研究への大きな刺激を受けることができたようです.素晴らしい経験をありがとうございました!

EASTS2023_2.jpg

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土木計画学研究発表会・春大会@福岡大学

2023年6月5日

[2023年6月3-4日]

福岡大学にて6月3日(土),6月4日(日)に開催された土木計画学研究発表会・春大会で,Krittanai君が発表しました.題目は以下の通りです.

How Does Price Affect the Utilization of Ridesourcing Services: Evidence from Uber Japan’s Experiments(Sriwongphanawes Krittanai and Daisuke Fukuda)

Krittanai君の発表に関して,皆様から大変有益なコメントを頂きました.この場をお借りしてお礼申し上げます.2023jsce_ip_krittanai.jpg

また,我々も聴講者として参加させて頂きました.2日間にわたり様々な分野の発表が執り行われましたが,特にポスターセッションではこれまでの研究活動で関わってきた他大学の学生の,興味深い研究内容を知ることができ,今後の修士研究に向けて大きな刺激を受けました.貴重なご機会を頂きありがとうございました!2023jsce_ip_Fukuoka.jpg[長谷川]

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