交通・土地利用モデルに関する国際シンポジウム@大阪
大阪大学中之島オフィスで開催された交通・土地利用モデルに関する国際シンポジウム (Symposium on Integrated land use/transport models for carbon neutral strategies in Osaka) で当研究室修了生の長谷川啓太さんが自身の修士論文の成果 “The Effects Of Place-Based Policy For Dual Habitation On The Inter-Regional Population Distribution” を発表しました.
都市部と地方部との二拠点居住の成立可能性と中央政府の役割について2都市モデルを用いて行った理論研究です.質問を頂いたミュンヘン工科大学のJoanna Ji博士,シンポジウムを主催頂いた大阪大学の紀伊雅敦先生,有難うございました.(文責:福田)
シンポジウムWEB:
https://www.mos.ed.tum.de/tb/workshops/osaka-symposium-2024/
土木学会全国大会(年次学術講演会)
9月4−6日に東北大学@仙台で開催された土木学会全国大会(年次学術講演会)にて,当研究室修了生の羽間真奈実さんが修士論文「人流ビッグデータを用いたニッチな観光スポットの検出」の成果発表を行いました.
京都大学大庭先生,豊田都市交通研究所山崎様,株式会社アルメック金子様より,研究を進展するうえで貴重なコメントを頂きました.ありがとうございました.(文責:福田)
学会発表@福祉のまちづくり学会全国大会
修士1年の上町剛志です。
8/31,9/1に福祉のまちづくり学会の第27回全国大会に参加し、「自動車依存社会と社会的排除の関係に関する考察:沖縄本島中南部都市圏を対象として」と題する卒業研究の発表を行いました。短い時間の発表でしたが、扱う問題に関して会場の皆様に関心を持っていただき、5分の質疑応答の中で受けた複数の質問、指摘も参考になるものばかりでした。同研究の初の対外発表として学びのある場となりました。このような機会をくださり、また会場の札幌にはるばるお越しいただいた福田先生、琉球大学の神谷先生に深く感謝いたします。引き続き、修論として同様の問題意識の下で質的研究、量的研究に取り組んでいきます。
頑張ります!
the 17th International Conference on Travel Behavior Research (IATBR)@ウィーン
7月13日から20日までウィーンで開催された7th International Conference on Travel Behavior Research (IATBR)に、博士1年の留学生Krittanai Sriwongphanawesが、修士論文の一部である、変動運賃シミュレーションについて発表しました。
発表は最終日であったため、セッションへの参加者は限られていましたが、その中で刺激的なご質問やご指摘をいただくことができ、示唆的な議論をすることができました。
僕は今回、初めてヨーロッパの国を訪れました。国際会議に参加する中で交通行動の分野の著名な先生方とお会いできることはもちろん、加えて新しい文化や環境を体験する貴重な機会になりました。この経験を博士研究に生かし、より研究に励みたいです。(Krittanai, 中村翻訳)
土木計画学研究発表会・春大会@北海道大学
5月25日、26日に北海道大学で開催された第69回土木計画学研究発表会・春大会に修士1年生の目賀が発表を行いました。
静寂の中、大勢の方々の前で発表するような機会はあまり経験したことがなく、発表中は終始緊張してましたが、質疑応答が始まると、緊張感は薄れました。自分の伝えたかったことがしっかりと伝わった上で、面白いと褒めていただいたり、親身になってアドバイスをしていただいたり、とても嬉しかったです。
発表準備の際には福田先生と研究室のメンバーに、自分では気づけないわかりにく点をたくさん指摘いただき、とてもお世話になりました。
この経験を糧に、修士の2年間、悔いのない研究をします!![目賀]
EASTS@Shah Alam
[2023年9月4-7日]
マレーシアのShah Alamで,第15回アジア交通学会(Eastern Asis Society for Transportation Studies; EASTS)が開催され,本研究室からはKrittanaiが研究発表を行いました.題目は以下の通りです.
How Do Fares Affect the Utilization of Ride-hailing Services: Evidence from Uber Japan’s Experiments (Sriwongphanawes Krittanai and Daisuke Fukuda)発表後には,会場の皆様と非常に刺激的なディスカッションをさせて頂き,各国でのライドヘイリングサービスの利用の現状について討論を行うことができました.たくさんのコメントや質問をいただき,ありがとうございました.
この論文はEASTSの最優秀賞候補となりました.最終的に惜しくも受賞には至りませんでしたが,EASTSの機関誌である「Asian Transport Studies (ATS)」に掲載される予定です.
また学会期間中,学術界,産業界を問わず多くの国の方と知り合うことができました.さらに最終日には,Shah Alamの高度道路交通システムについて学ぶため,スマート・セランゴール・オペレーション・センター(SSOC)への技術視察に参加しました.これもまた今後博士課程に進むうえで,将来の研究に役立つ経験と知識を得る非常に良い機会となりました.学会全体として,博士課程での研究への大きな刺激を受けることができたようです.素晴らしい経験をありがとうございました!
土木計画学研究発表会・春大会@福岡大学
[2023年6月3-4日]
福岡大学にて6月3日(土),6月4日(日)に開催された土木計画学研究発表会・春大会で,Krittanai君が発表しました.題目は以下の通りです.
How Does Price Affect the Utilization of Ridesourcing Services: Evidence from Uber Japan’s Experiments(Sriwongphanawes Krittanai and Daisuke Fukuda)
Krittanai君の発表に関して,皆様から大変有益なコメントを頂きました.この場をお借りしてお礼申し上げます.
また,我々も聴講者として参加させて頂きました.2日間にわたり様々な分野の発表が執り行われましたが,特にポスターセッションではこれまでの研究活動で関わってきた他大学の学生の,興味深い研究内容を知ることができ,今後の修士研究に向けて大きな刺激を受けました.貴重なご機会を頂きありがとうございました![長谷川]
土木計画学研究発表会@琉球大学
[2022年11月11 – 13日]
琉球大学にて11月11日(金),11月12日(土),11月13日(日)に開催された土木計画学研究発表会・秋大会で,OBの鵜飼さんが発表しました.題目は以下の通りです.
情報デザインに基づく交通マネジメント:需要が変動する状況下での基礎的研究
(鵜飼健太・福田大輔)
また,本研究室の日本人学生6名も,学会運営のお手伝いとして参加させて頂きました!主に発表会場でのタイムキーパー役をさせて頂いたのですが,自分の研究と近い領域から,これまで触れたことのないような領域まで,様々な研究発表を聞くことができました(もちろんタイムキープの役割優先ですが).他にも夏の金沢訪問でお世話になった方々にも久々に会うことができたりと,非常に濃い時間を過ごすことができました.
さらに,この機会を通じて琉球大学神谷研究室の学生メンバーとも親睦を深めることができました.このような貴重な機会をくださった,神谷先生をはじめとする琉球大学の皆さまには,この場を借りてお礼申し上げたいと思います.今後も引き続き関わりを保って,お互いに刺激し合いましょう!
交通工学研究発表会
[2022年8月9-10日]
早稲田大学早稲田キャンパスにて8月9日(火),10日(水)に開催された交通工学研究発表会で,本研究室M1の江橋とOBの櫻井さんが発表しました.それぞれの題目は以下の通りです.
観光地への混雑課金導入が周遊行動に与える影響への分析
(櫻井陸斗・五百藏夏穂 ・福田大輔)
自己実現シグナルに基づく交通情報提供方法のオンライン実験研究
(江橋恭士朗・福田大輔)
それぞれの発表に対して,東京工業大学の室町先生をはじめとする皆様から大変有益なコメントをいただきました.この場をお借りしてお礼申し上げます.
[江橋]
土木計画学研究発表会・春大会
[2022年6月4 – 5日]
オンラインにて6月4日(土),6月5日(日)に開催された土木計画学研究発表会・春大会で,M1長谷川,OGの田淵さん,OBの木村さんが発表しました.それぞれの題目は以下の通りです.
都市鉄道の需要構造変化を踏まえた時間帯別課金シミュレーション
(木村彗留・福田大輔)
近年の我が国の地域間配分政策の事後評価:QSEアプローチによる検討
(長谷川啓太・福田大輔)
都市型MaaSの導入が生活行動に与える影響とサブスクリプションプランの評価:東京都市圏におけるシミュレーション分析
(田淵景子・福田大輔)
他にも以下の福田先生の関連する発表が行われました.
アクティビティシミュレータ“東京都市圏ACT”の開発と都市交通政策検討への活用
(石井良治・福田大輔・柳沼秀樹・日下部貴彦・茂木渉・磯野昂士・渋川剛史・末成浩嗣・西隆太・伊藤祥太)
東京都市圏におけるアクティビティシミュレーションと観測データの融合手法
(小宮山茜・佐々木邦明・福田大輔・石井良治)
アクティビティシミュレータと携帯電話基地局データを用いた個人単位の行動推計 ~コロナ禍における適用可能性の検証~
(石井良治・佐々木邦明・福田大輔・Yuhan Gao・小宮山茜)
長谷川の発表に関して,金沢大学高山先生,南山大学奥田先生,東北大学河野先生から,モデルの改善点や今後の応用の方向性などに関する助言をいただきました.論文投稿に向けて大変参考になるコメントばかりでした.この場を借りてお礼申し上げます.
[長谷川]