M2の清水裕斗さんがNTTデータ数理システムの学生研究奨励賞最優秀賞を受賞
2021年2月25日
修士2年清水裕斗さんの修士論文に関する研究成果「降雨が都市鉄道の列車遅延拡大に及ぼす影響の分析」が(株)NTTデータ数理システム「学生研究奨励賞」のうち,最優秀賞に選定されました.
学生研究奨励賞は、学生の研究支援を目的とし、優れた数理科学領域の研究成果に対して(株)NTTデータ数理システムが表彰を実施するものです.
本受賞に関して東京工業大学環境・土木系Webサイトや日本経済新聞に取り上げて頂きました.
おめでとうございます!
参考記事:
NTTデータ数理システムのデータサイエンスツールで学生が社会課題に挑む
朝倉・福田研究室の清水裕斗さん(修士2年)の研究が、(株)NTTデータ数理システム「2020年度学生研究奨励賞 最優秀賞」を受賞
2020年度卒論・修論発表会
2021年2月19日
2020年度の卒論・修論発表会も無事終了致しました.各発表題目は以下のとおりです.
- 五百蔵:混雑を考慮した観光地における周遊行動モデルに関する研究
- 北:Urban Air Mobilityサービスの最適運用に関する研究
- 清水:降雨が都市鉄道の列車遅延に及ぼす影響の分析
- 田端:狭域通信システムを用いたリアルタイム交通異常検出に関する研究
皆さんお疲れさまでした.
壇辻研究員が「2020年度米谷・佐佐木賞」を受賞
2021年2月3日
プロジェクト研究員の壇辻貴生さんが,2020年度米谷・佐佐木賞(学位論文部門)を受賞しました.
本賞は,我が国の交通工学・交通計画の先駆者である故米谷榮二先生及び故佐佐木綱先生の業績を広く顕彰するために創設された賞です.
おめでとうございます!
参考記事:
https://www.issr-kyoto.or.jp/event/fund/award_2020.html
壇辻研究員が「2020年度吉川・山口賞」を受賞
2021年2月2日
プロジェクト研究員の壇辻貴生さんが,2020年度吉川・山口賞を受賞しました.
吉川・山口賞は,東京工業大学土木工学科の創設期に教育および研究の両面で多大な貢献をされた吉川秀夫先生と山口柏樹先生の功績を後世にわたって末長く顕彰するために,東京工業大学土木工学科設立50周年記念事業の一貫として設けられた賞です.
おめでとうございます!
参考記事:
https://www.kuramae.ne.jp/kyuyu_awards/
博士岡,修士wang 卒業
2020年9月30日
第一回研究室ゼミと基礎ゼミが行われました
2020年4月30日
[2020.04.30]
Zoomを使って、研究室ゼミと基礎ゼミが始まりました。
まず、先週の4月22日に第一回の研究室ゼミが行われました。
M1になった田淵さんと鵜飼くんが卒論の内容について発表しました。二人の卒論の内容は以前の記事にも書いた通りなのですが、それぞれ論文投稿が迫っているということでこの春休みに更に研究を深めていました。
そして、4月28日には第一回の基礎ゼミが行われました。
コロナのため全員で集まって手を動かすのは難しいということで、今年の基礎ゼミは先生に指定していただいた教科書を輪読する形で、数理最適化手法に対象を絞っています。
一回目では新しく加入したM1の櫻井くんと木村くんがそれぞれ、線形計画法と非線形計画法について解説してくれました。
正直僕はゴリゴリの数式を扱うのがけっこう苦手で、話についていくのに苦労しました…
でもね、そういう人が今年は少々多いために、先生も基礎ゼミとして最適化を勉強する会を設定したと思うので、なんとか要点を理解していきたいと思います。まあ、数学科じゃないんで、計算手法として使えれば良いわけなんでね。
来週からはZoomで授業が始まりますが、どういう感じになるんでしょうね?(笑)
結局家にいることは変わらないですが、授業開始に間に合うようにPCの前に座れるようそろそろ生活リズムは調整していきたいと思います
[北]
研究室でミーティングが行われました
2020年4月16日
[2020.04.16]
ご無沙汰しております。M2になりました、北です。今年度もしばらくはこのページの更新を僕が行っていくのでどうぞよろしくお願いします。
新型コロナウイルスの影響で、近所のテニスコートはみな閉鎖、大学も登校せず、就活も全てPC上で行っているため、引きこもり生活が続いています。PC上で全ての用事が済ませられるので楽だと思っていましたが、意外とPCの前に座り続けるのは結構疲れると知りました、どうもアクティブに肉体を使うような仕事の方が向いているようです。
さて、本日、Zoom上で研究室のミーティングが行われました。
まず、研究室に新メンバーのM1木村くんとM1櫻井くんが加入しました‼
また先日、先生の異動先の東大からB4の田端くんが加入しました‼
田端くんは今日のミーティングには参加しなかったためまだ顔を合わせたことがありませんが、早く会ってみたいです‼
また、今日のミーティングで研究室全体での活動の予定を決めました。
今年は、従来の研究室ゼミに加えて、4月5月は最適化問題に関する基礎ゼミ、6月以降は学生各々が関心のある論文を紹介する論文輪読ゼミを行うことになりました。
先生の異動とコロナによる大学の開始の遅れが重なってバタバタしていたため、研究室としての活動ができていませんでしたが、来週からZoomで従来通りのゼミを行っていきます
[北]
学位授与式
2020年3月30日
[2020.3.29]
お久しぶりです。3月26日に土木環境工学系の学位授与式が行われました。
昨今の新型コロナウイルスの状況を鑑みて、大学全体の学位授与式は行われず(学長の式辞のみライブ配信されたそうです)、系の授与式も個別に学生を呼び授与を行うという形で行われました。
今年で卒業なさるのは
修士:城間さん、小川さん、河井さん、室さん
学士:田淵さん、鵜飼くん
です。
河井さんは欧州からの帰国後2週間の自宅謹慎期間に該当していたため、授与式に参加しませんでした。残念です。
また、例年ですと授与式の日にTSUの送別会が行われるのですが、今年はTSUグループ、研究室としての送別会も開催しませんでした。
僕が研究室に所属してからずっとお世話になっていた先輩方の卒業を、このような形で満足に祝うことができず、本当に本当に残念ですが、先輩方のこれからのご活躍を楽しみにしております。
[北]
修士論文発表
2020年2月13日
[2020.2.13]
本日,土木工学コースの修士論文発表が行われ,M2の4人が発表を行いました!!
発表と質疑応答はすべて英語でしたが,皆さん問題なく発表することができていました.皆さん,本当にお疲れさまでした!!!
また,本日の発表には計画系以外の先生が多くいらっしゃっていましたが,多くの質問が出て活発な議論が行われていました.
質問をしてくださった先生方,ありがとうございました.
[北]
論文を提出しました‼
2020年1月31日
[2020.1.31]
福田研メンバーがそれぞれ修論,卒論の本論を提出しました‼
M2の先輩方は先週金曜日の1月24日に修論本論を提出を完了しました.
小川さんは,『多様なリアルタイムデータの活用を想定した短期観光交通混雑予測手法の検討:鎌倉市を事例として』と題して,鎌倉市中心部の交通量とリンク旅行速度それぞれの予測値を出力するモデルを構築し,観光交通混雑を短期予測するモデルとして運用可能であるかを検証するため総合的な考察を実施しました.
河井さんは,『首都圏鉄道通勤者のサテライト型テレワーク利用意向と生活行動パターン変化に関する研究』と題して,サテライトオフィスを首都圏の郊外などに設置する政策によって,人々の生活・交通行動パターンが変化する可能性について,アクティビティベースアプローチの考え方に立脚して分析を行いました.更にこのモデルを用いて,首都圏のどの地点にサテライトオフィスを設置すれば,通勤者の生活の質がより高くなるかということを明らかにしました.
城間さんは,『電気自動車充電施設の配置が経路及び車種の選択に及ぼす影響』と題して,充電施設を有する道路ネットワークにおける電気自動車の経路選択行動と消費者の車種選択行動の相互依存関係について,ゲーム理論の均衡概念を用いた数理的なモデリングを行いました.
室さんは高速鉄道などの交通関連投資の事業評価において,時間短縮便益をはじめとする直接便益を中心に計測・評価が行われてきたものの,近年,時間短縮便益に加えて,広義の経済効果や便益の考え方が提唱され,この評価を行う実証研究が蓄積されつつあることに着目しました.そして『高速鉄道の整備が産業の地域特化に与える影響』と題して,広義の経済効果や便益のうちの一つである各産業の労働人口が,高速鉄道の整備によってどのように変化するのかを実証的に分析しました.
また,本日1月31日に,B4の二人が卒論の本論を提出完了しました.
鵜飼くんは,『自己実現シグナルによる交通情報提供効果の実験研究』と題して,自己実現シグナルの理論モデルについて現実のネットワークへの適用性を調査するための室内実験を実施し,その結果を考察しました.
田淵さんは,『MaaS (Mobility as a Service) 導入評価のためのマルチモーダル交通行動モデルに関する研究』と題して,MaaSの導入を評価することを見据えた、交通手段と移動空間を同時に決定する行動モデルを構築しました.
また,皆さんの本論執筆をねぎらうために,自由が丘で飲み会をしました‼
この飲み会は,今週末よりオーストラリアに留学するM1の小谷田くんの送別会でもありました‼
小谷田くんはシドニーに約1年間留学するそうです.また研究室の空きデスクが多くなり寂しくなりますが,昨年小谷田くんが研究室に加入してからずっと望んでいた留学なので,どうか悔いなく頑張って楽しんでくれたらと思います‼ 僕も小谷田くんがシドニーに滞在している間にオーストラリアを訪れたいと思います(宿泊費が浮くので…www).
論文を提出した皆さんは,あと論文発表会に向けた概要・スライド作りが残っていますので,ひと呼吸おいて最後頑張っていただけたらと思います.