復興デザインスタジオについて
先週の日曜日に,4月から取り組んできた復興デザインスタジオの成果を,現地の方々の前で発表させていただきました.
このスタジオは,福田先生がコアメンバーとして携わる「復興デザイン研究体」により開講される演習で,社会基盤・建築・都市工の三専攻の大学院生が,愛媛県宇和島市を対象に事前復興デザインに取り組みました.我々の研究室からは,長谷川とChee Yung君が参加していました.
学部生の頃から,実際の地域を対象とした演習に参加する機会が何度かありましたが,現地での調査・ヒアリングを踏まえてプランニングをし,現地で発表させていただくのは今回が初めてでした.そのため,班のメンバーはもちろん,他班の学生や先生方,あるいは宇和島市職員の方々と何度も議論を交わし,自分たちのプランが,災害や人口減少によって長期的にうごめく地域の中で本当になじんだ提案になっているかどうか,考え続けてきました.
僕は現地発表にリモートで参加させて頂いたのですが,現地に赴いた他のメンバーから発表に対する市民の方々の反応や賛否について詳しく聞いたうえで,今後のさらなるブラッシュアップにつなげていきたいと思っています(秋に開催される復興デザインコンペに応募させて頂く予定です.).
[長谷川]