事務補佐員募集のお知らせ(終了しました)
(募集期間を延長します【〜10月末】,募集は終了しました.)
私共次世代インフラシステム研究室では,研究室の運営をサポートしてくださる事務補佐員の方を新規に募集しています.募集要項は工学系研究科のホームページ (要項自体はこちら)よりご覧いただけます.ご関心ある方がいらっしゃれば,是非遠慮なく福田 (fukuda [at mark] civil.t.u-tokyo.ac.jp) までお問い合わせ下さい.
新メンバーからのメッセージ②
こんにちは!私はサキブ・シャヒリオール・ファヒムです。東京大学大学院で土木工学の修士課程に挑戦するために、日本に来たばかりです。バングラデシュの首都ダッカで育った私にとって、交通渋滞で毎日約1時間の生産性が失われている自国の現状が、交通工学への道を選んだ原点でもあります。都市の生活をより快適にするために、この課題を解決したいという使命感から旅が始まりました。現在、福田先生の指導のもとで革新的インフラシステム研究室(LIIS)の一員として、交通システムの世界にさらに深く入り込んでいます。私の目標は、バングラデシュなどの発展途上国における、より効率的でエネルギーに配慮した、持続可能な交通ソリューションに貢献することです。
これからの冒険と挑戦が楽しみです!
[Sakib Shahrior Fahim]
新メンバーからのメッセージ①
福田研究室での新生活:適応と歓迎の経験
10月2日に東京大学に到着してから、福田研究室の皆さんに温かく迎えていただき、日本での学業や日常生活へのスムーズに移行することができました。到着時の涼しい秋の天候には、新しい人生の章を迎えるにふさわしい爽やかさを感じ、キャンパス周辺の色づき始めた葉や澄んだ空気に、個人としても、またキャリアとしてもにも新しいフェーズに踏み出したことを実感します。
初日に助けてくれたのは、上町さんです。異国での市役所での手続きや書類の管理は大変なものですが、彼の助けのおかげで非常にスムーズに進みました。到着したその瞬間から、必要な情報を提供し、住民登録の手続きや、日本での生活に必要なことについて丁寧に案内してくれました。
研究室のメンバーも非常に親切で、学業だけでなく東京での生活に関するアドバイスをたくさんしてくださいました。皆さんのフレンドリーさや、サポートによって、まるで自国にいるかような安心感に包まれながら生活することができています。
学業面だけでなく、私生活も順調に進んでいます。到着から数日後、研究室のメンバーと一緒に、地元の焼き鳥屋で飲み会がありました。私にとって初めての日本での飲み会で、リラックスした雰囲気の中、美味しい焼き鳥と飲み物を楽しみながら、研究の話から日本での生活まで、いろいろなことを話すことができました。焼き鳥屋での温かい交流と笑いにより、研究室の仲間との絆を感じさせ、研究室の一員であることを実感しました。このようなつながりを大切にし、皆が順調に馴染めるよう支えてくれる研究室の風土に感謝しています。
この新しい冒険が始まってから2週間が経ち、秋の風が東京を涼しく吹き抜ける中、すでに強い一体感を感じています。福田研究室の中でのチームワークと協力の精神はとても刺激的で、これから研究室のプロジェクトに貢献することが非常に楽しみです。学部や仲間のサポートを得ながら、東京大学での充実した経験を築いていけると確信しています!
[Aulia Rahman]
新メンバーを迎えました!
この秋より福田研究室に新たに2人の留学生が加わりました。
博士課程のAulia Rahmanさんはインドネシアから、修士課程のSakib Shahrior Fahimさんはバングラデシュからはるばる来ています。二人とも来日当日から学科の留学生窓口や研究室メンバーのサポートの下さまざま手続きを行い、東大で学生生活を送るにあたって順調なスタートを切っています。また、来日翌日昼にはIP roomで歓迎会を行いました。
弁当を頼んで机を囲みながら自己紹介をしつつ、秘書のお二人も交えて楽しく話しながら過ごすことができました。二人を迎えたことで学生は計11人となり、ますます賑やかな研究室となってまいりました。
それぞれの国で交通の分析をしてきた二人と共に、今期も研究室活動を頑張ります!
[上町]
国際プロジェクトグループ旅行
当研究室が所属する国際プロジェクトグループにて、年1回のグループトリップとして奥多摩旅行が企画され、福田研からも有志が参加しました。
1日目は、キャンプ場でBBQをし、2日目は奥多摩湖と小河内ダムの見学をしました。
1日目のBBQでは、国際色豊かな国際プロジェクトグループらしく、文化的にインクルーシブなBBQを目指しましたが、買い物から調理まで頭を使いました。焼きそばのソースに豚肉エキスが入っているなんて、今日まで知りませんでした!しかしながら、それも含めて非常に楽しい時間を共有し、国際プロジェクトグループメンバーみんなで親睦を深めることができました。
2日目には、温泉とハイキングに分かれてそれぞれのアクティビティを楽しんだのち、奥多摩駅周辺で芸能祭が催されているところに遭遇し、舞踊を少しだけ見学することができました。小河内ダムでは、ダムカレーに舌鼓を鳴らした後、エネルギーの専門家であるDaniel先生の解説を聞きながらダムを見学しました。
私は今修士2年ですが、国際プロジェクトグループ旅行へは初めて参加しました。普段なかなか話さないた研究室のメンバーとたくさん仲良くなることができてうれしかったです。また、関東出身ではありますが、奥多摩に訪問するのは初めての経験でした。東京にこんな自然があるのかと好きな場所になりました。後期も研究頑張ります!
[中村]
合同ゼミ合宿@船浮
9/17-9/20まで、西表島船浮にて、琉球大学神谷研究室との合同ゼミを行いました。
2日目には、全ての学生より研究発表をしあい、刺激的なゼミとなりました。特に福田研究室のメンバーは神谷研究室のメンバーの分析の進捗に震え、また非常に幅広い領域をカバーする研究発表に、いつもとは違う刺激を受けつつも、非常に活発な議論が行われました。
また、地域未来研究所の菅さん、中央建設コンサルタントの山中さん、仲村さんらもご参加いただき、お仕事や西表島でのプロジェクトについてご紹介いただきました。
船浮でお世話になった池田さんから、お話しいただいた不便の話は参加したメンバーの胸に深く残り、交通や都市について利便性追求を考えるばかりの我々にとって忘れてはいけないお話しでした。
西表島の訪問は全メンバーにとって初めてであり、研究ゼミやいただいたお話から研究に対する示唆を得るだけでなく、道中で見たこと、ゼミの準備の時間をメンバーで共有したこと、話したこと全てが今後の研究や学生生活の糧になりました。
機会をくださった、神谷先生、福田先生、そして関係者の皆様本当にありがとうございました。
[中村]
交通・土地利用モデルに関する国際シンポジウム@大阪
大阪大学中之島オフィスで開催された交通・土地利用モデルに関する国際シンポジウム (Symposium on Integrated land use/transport models for carbon neutral strategies in Osaka) で当研究室修了生の長谷川啓太さんが自身の修士論文の成果 “The Effects Of Place-Based Policy For Dual Habitation On The Inter-Regional Population Distribution” を発表しました.
都市部と地方部との二拠点居住の成立可能性と中央政府の役割について2都市モデルを用いて行った理論研究です.質問を頂いたミュンヘン工科大学のJoanna Ji博士,シンポジウムを主催頂いた大阪大学の紀伊雅敦先生,有難うございました.(文責:福田)
シンポジウムWEB:
https://www.mos.ed.tum.de/tb/workshops/osaka-symposium-2024/
土木学会全国大会(年次学術講演会)
9月4−6日に東北大学@仙台で開催された土木学会全国大会(年次学術講演会)にて,当研究室修了生の羽間真奈実さんが修士論文「人流ビッグデータを用いたニッチな観光スポットの検出」の成果発表を行いました.
京都大学大庭先生,豊田都市交通研究所山崎様,株式会社アルメック金子様より,研究を進展するうえで貴重なコメントを頂きました.ありがとうございました.(文責:福田)
第23回行動モデル夏の学校
9月11日から13日の日程で、第23回行動モデル夏の学校2024が対面とオンラインの併用で開催され、当研究室からは今年もM1とB4のメンバー、計6人で参加しました。
今年度の夏の学校では、これまでの夏の学校と比較し、主に学生向けのより基礎的な講義や、政策評価をも扱うような講義が増加したことで、参加学生の分析がデータ分析のみに留まらず、政策提言まで踏み込んだ発表が多く見られることとなりました。
そのなかで当研究室は、混雑課金制度そのものの特性に着目し、異なる社会属性を持つ人々の不利益の評価というテーマのもと、与えられた豊洲のデータをもとにケーススタディとして分析を行いました。途中、推定など思うような成果があげられず苦戦した場面もありましたが、エスキスなどで先生方から頂いたご意見を基に改善を図り、発表として形にまとめることができました。
最終的な結果としては、惜しくも賞を得ることはできませんでしたが、この3日間でメンバー間で議論を重ね協力する過程で、親睦を大いに深めるとともに、行動モデルに熱心に向き合ったことで、私たちにとって理解を深める時間になったと感じています。また、個人としても、初めての夏の学校でプロジェクトベースの演習という、これまで経験のしたことない形の貴重な経験をすることができたと感じました。
ありがとうございました。[M1 渡邊]
学会発表@福祉のまちづくり学会全国大会
修士1年の上町剛志です。
8/31,9/1に福祉のまちづくり学会の第27回全国大会に参加し、「自動車依存社会と社会的排除の関係に関する考察:沖縄本島中南部都市圏を対象として」と題する卒業研究の発表を行いました。短い時間の発表でしたが、扱う問題に関して会場の皆様に関心を持っていただき、5分の質疑応答の中で受けた複数の質問、指摘も参考になるものばかりでした。同研究の初の対外発表として学びのある場となりました。このような機会をくださり、また会場の札幌にはるばるお越しいただいた福田先生、琉球大学の神谷先生に深く感謝いたします。引き続き、修論として同様の問題意識の下で質的研究、量的研究に取り組んでいきます。
頑張ります!