Azarelさん修士論文本稿提出完了

2018年7月4日

[2018年7月4日]

秋入学で現在修士2年生を終えようとしている留学生のAzarelさんが修士論文を書き上げました.お疲れ様でした!詳細は追って掲載致します.

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 | 研究室生活(主に学生より)

観光調査・空間経済学ゼミ@日光

2018年6月25日

[2018年6月22 – 24日]

昨日まで二泊三日の学外活動を日光にて行いました.土曜日に空間経済学ゼミを行い,日曜日に数名のゲストを交えて観光流動調査を行いました.

-空間経済学ゼミ

知見を増やし視野を広げること,新メンバーの今後の研究の取っ掛かりを作ることを目的として,藤田昌久さんらの「空間経済学/東洋経済新報社(2000)」を複数人で担当してゼミを開きました.第1章から第13章までを,(敬称略)北(B4),室(M1),城間(M1),今岡(M2),平林(M2)で担当しました.どのように都市は形成され,どのように発展・衰退していくのかのモデルを解析的に構築し,シミュレーションの結果を見てみる,という流れの繰り返しで著作物は構成されていました.メンバー全員が自らの担当範囲の理解に加え,前後の範囲を読むこと,前後の担当者と打合せ等にも取り組み,充実したゼミとすることができたのではないかと感じています.

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-観光流動調査

スマートフォンやカーナビゲーションで用いられているWi-FiとBluetoothを利用し,日光エリアの観光流動調査を行いました.東照宮周辺では大規模な道路混雑が発生しており,その改善は急務です.対策の一環で,渋滞状況の詳細な把握は不可欠であり,今回はそれを目的として調査を行いました.また,東照宮エリアに限らず,周辺の鉄道駅やバス停,中禅寺湖エリアなどでも測定を行うことにより,観光客の流動の様子の把握も図りました.

福田研究室のWi-Fiを用いた観光流動調査は,長らく株式会社地域未来研究所の菅さんと協力して行っており,今回の調査も多大なサポートをして頂きました.

そして,土木工学コースの学部3年生の授業に「コロキウム」という授業があり,今回の調査はその一環でもありました.そこで学部3年生の本間くん,宮崎くんと一緒に参加しています.

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-鈴木くんハッピーバースデー

鈴木くん(M2)が誕生日を迎えました.ささやかなサプライズパーティーを開きました.

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土木計画学研究発表会(6月9日-10日,東工大大岡山キャンパス)終了

2018年6月11日

[2018年6月9 – 10日]

第57回の計画学春大会が無事終了致しました.発表して下さった皆様,聴講して下さった皆様,運営を取り仕切って下さった先生方,運営の実務を担当して下さった学生の皆様のお陰で,良い学会とすることができたのではないかと感じています.東京工業大学の学生として,皆様に感謝申し上げます.

発表に関してですが,当研究室の学生は,オーラルプレゼンテーションの部門で修士1年の五百蔵さん,室くん,ポスターセッションの部門で修士2年の平林,博士2年の壇辻さんの計4人が参加しました.詳細については追って加筆致します.


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博士課程中間発表(壇辻さん)

2018年5月30日

[2018年5月30日]

一昨年の秋入学で現在博士課程2年を終えようとしている壇辻さんの中間発表がありました。

お馴染みの朝倉先生から、「交通需要マネジメントの際はmacroscopicな手法を取ることが一般的なのか?microscopicな手法を取るのがどうして難しいのか?」「point queを採用しているがphysical queの方がより一般的ではないか?」等と鋭い質問が多くありました。他の先生からも「macroscopicな手法は、既存の手法の一つとして用いているのか、それとも新たな手法を考案しているのか、その手法は考え抜いた上でベストの手法なのか?」等の本質的なコメントもあり、高いレベルでのやり取りが行われていました。

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2018年度基礎ゼミ第6回「NLモデル,NXLモデルのパラメータ推定」

2018年5月18日

[2018年5月18日]

第6回はNested Model, Cross Nested Modelのパラメータ推定を,当研究室の河合くん(M1)と朝倉研究室の小池くん(M1)が担当しました.

これは人々が意思決定を行う際,選択肢同士に何らかの相関がある場合に用いられるモデルです.これに対し,河合くんはPythonbiogemeを扱い,小池くんはRを用いて前回紹介されたmaxLik関数を用いてモデル推定を行いました.

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2018年度研究室ゼミ第3回(Azarel, Salsa)

2018年5月18日

[2018年5月16日]

今回の担当はAzarelさん(M2)とSalsaさん(M1)でした.

Azarelさんは秋入学であり今年の7月に終了予定のM2なので,現在進めている研究の状況についての報告を行いました.「相乗りサービスを社会インフラと見做し,辺鄙な街の住民の足を創出する」旨の研究を行っており,スペインで収集されたブラブラカーのデータを用いて,構築したモデルの妥当性について検討しているところです.

Salsaさんも秋入学であり,M1の後期を迎えているところです.「沿線開発の評価モデル」を作成しようという中で,様々な指標について紹介してくれました.

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2018年度基礎ゼミ第5回「MNLの導出とパラメータ推定」

2018年5月18日

[2018年5月14日]

第4回まででイントロダクションが終了し,第5回以降の基礎ゼミでは専門的な内容をプログラミングと併せて学びます.今回は「MNLの導出とパラメータ推定」でした.朝倉研究室(TSU所属研究室)の小泉くん(M1)と室くん(M1)が担当でした.

目玉の内容は統計ソフトRにおける「maxLik」パッケージの導入でした.従来使用していた「Optim」パッケージは,交通手段選択モデルなどにおいて,交通手段によって分析対象となるサンプルが異なる場合,誤った推定結果が出てしまうという問題がありました.それを解決するために新たな「maxLik」を導入したということです.

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2018年度基礎ゼミ第4回「LaTeXによる文書作成,文献管理ソフト」

2018年5月18日

[2018年5月8日]

第4回基礎ゼミの内容は「LaTeXによる文書作成,文献管理ソフト」であり,今岡くん(M2)と城間くん(M1)がそれぞれ担当しました.

今岡くんは,卒業論文や修士論文,その他研究論文の執筆の際お世話になるであろうLaTeXの基本的なコマンドについての紹介をしてくれました.城間くんは,Transportatin Researchなどのウェブサイトから簡単に文献情報を取得できるZoteroというアプリケーション,文献管理用のJabRefの2つを紹介してくれました.

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2018年度研究室ゼミ第2回(今岡,金子)

2018年5月18日

[2018年5月7日]

今回の担当は今岡くん(M2)と金子さん(M2)でした.M2なので修士研究の構想を中心に発表しました.

今岡くんは「鉄道遅延のモデル化」を,卒業生の修士論文を参考にしながら修士研究を進めるようです.金子さんは昨年後期にスイスへ留学しており,そのとき行っていた研究をベースにして,「Recursive Logit Modelの理論とその応用」に関して構想を練っていました.難易度の高い題目ですががんばりましょう.

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2018年度研究室ゼミ第1回(平林,鈴木)

2018年5月18日

[2018年5月2日]

更新が遅くなりました.今年度初回の研究室ゼミは,平林(M2),鈴木くん(同)が担当しました.発表内容はこれまでの研究と修士論文の構想の二本立てでした.

研究室ゼミの立ち位置は,メンバーに自らの研究内容を共有する場となっています.言い換えれば,詳細な研究手法の説明などをするのではなく,大局的に研究の流れを説明する機会となっています.1人の持ち時間は1時間であり,30分で発表し30分で質疑応答をするという形です.

平林は,昨年度取り組んだ内容として「MFD理論に基づく都市部の渋滞緩和に資する研究」,構想として「歩行者モデル」について紹介しました.鈴木くんは,前者として「都市間の流動に関するデータ融合に関する研究」,後者として「最適な都市間ネットワークの作成」について発表していました.悔いのない修士研究としましょう.

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