研究室としての後期の活動が始まりました

2019年9月25日
[9/25]

先週から研究室としての後期の活動が始まりました.

9/18に第一回,9/25に第二回研究室ゼミが行われました.
第一回ではM1の清水君,小谷田君,北が発表を行いました.
清水君は降雨と電車の遅延に関する研究をしており,その進捗を発表しました.
小谷田君はH30年度東京PT調査結果から高齢者の行動について基礎分析を行いその結果を発表しました.
わたくし北は以前から行っていた完全自動運転ライドシェアシステム利用意向の規定要因分析の研究についてHKSTSに投稿した推定結果を発表し,更に今後の研究テーマとしてコネクティッドカーに興味を持っている旨を発表しました.
第二回ではM2の小川さんと室さんが発表を行いました.
小川さんは鎌倉市中心部を対象とした再起型ニューラルネットワークによる交通状態の短期予測に取り組んでいます.
室さんは交通インフラの整備効果を因果推論を用いて分析しています.
お二方は夏ゼミで他研究室からいただいた講評から得た反省を活かした研究の進捗を報告してくださいました.

Salsaさんが卒業し研究室に別れを告げました…
また研究員の葛さんが任期を終え,中国に戻られました…
昨年から先輩方には本当にお世話になりました.ありがとうございました.

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しかし,入れ替わりでM2の五百蔵さんが留学→海外インターンから帰ってきました!!!
研究室の人数は少なくなりましたが,五百蔵さんの加入でまた騒がしく活気が戻ってくると思います!!!
これから卒論修論が忙しくなり各自キツくなってくると思いますが,だからこそみんなで楽しくがんばっていきましょう!!!

[北]

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行動モデル夏の学校2019

2019年9月24日
[9/21-23]

行動モデル夏の学校@東京大学が今年も開催されました.今年は福田研からM2の王さん,M1の清水くん,小谷田くんと北,B4の田淵さんと鵜飼くんの6人が参加しました.私達はMixed Logitモデルを用いて横浜市民の自宅発着通勤外トリップについて居住地傾斜度に着目した分析を行いました.私個人の感想となりますが,データでわかる情報とサンプル数に制約がある中,自分で一からモデルを組んで分析を行うという経験を通じて,ロジットモデルの基礎的な部分をよりしっかりと理解することが出来ました.また,今年度より新しく加わった同期や後輩と一週間ともに時間を過ごし,お互いの距離を縮めることが出来ました.幹事として円滑な運営と連絡をしてくださった東京大学羽藤研究室の皆様ありがとうございました.

[北]

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八重山地域観光調査に行きました

2019年9月18日

[8月16日~20日]

琉球大学の神谷研究室、中央建設コンサルタントと合同で石垣島の観光調査に参加しました。本調査は89月の期間中、石垣島および周辺の離島を訪れる観光客の流動を調査する目的で行われ、本研究室からはM1の王さんとB4の田淵が参加しました。

 今回調査を実施したエリアは、石垣島とその周辺の離島(西表島、波照間島、竹富島)です。西表島はイリオモテヤマネコで知られている島ですが、近年イリオモテヤマネコを含む野生動物の交通事故数が増加しています。本調査ではWi-fiパケットセンサーを主要観光スポットやターミナル、空港近くに設置し、観光客所有のスマートフォン等のモバイル機器に搭載されたWi-Fiからの送出情報を収集することにより,石垣島を訪れる観光客の動きを調査しました。また、西表島での交通事故の状況を調査することを目的に、西表島の道路沿いにBluetoothパケットセンサーを設置し交通調査を行いました。走行する自動車のスピードを観測するために、通過する速さも観測できるBluetoothパケットセンサーを西表島の道路沿いに設置しました。また、Googleのアプリによる乗換案内サービスの普及状況を調査するために、バスの乗降調査やアンケート調査も実施しました。【田淵】

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2019年度TSU夏ゼミ

2019年9月17日
[2019年8月24日~26日]
更新おそくなり申し訳ありません.

TSU合同の夏ゼミが,東工大大岡山キャンパスにて開催されました.本研究室からは福田先生,M2の城間さん,小川さん,河井さん,室さん,M1の王さんが発表を行いました.また,福田先生が研究に協力なさっている琉球大の神谷研,我部さんも発表を行いました.先輩方の発表では他研究室の教授や学生から意見・質問がたくさん出され,活発な議論が産まれていました.研究室ゼミで得られる,固定された研究室メンバーからの意見はどうしても偏りがちなので,今回得られた指摘・意見はとても貴重なものです.また,他研究室の先輩達の発表を聴講した我々M1やB4も,今後の自らの研究のヒントをたくさん得られたと思います.これを活かして,2019年度後半もそれぞれ各自の研究に励んでいきましょう.

紹介遅れましたが,今月よりHP更新担当が前任の河井さんからM1北に変わりました.よろしくお願いいたします.
                                                                              [北]




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修論発表&納涼会

2019年8月9日
[2019年8月7日]
今日は秋入学の学生による修士論文発表会が開催され,当研究室からはSalsabilaさん(M2)が発表しました.
Salsabilaさんは,東京首都圏におけるTOD (Transit Oriented Development:公共交通志向型開発) が住宅地の地価に与える影響について,いくつかのモデルを用いて制度や結果の比較を行いました.質疑では先生方から,近隣地域の地価への影響やモデルのパタメータ値の解釈などについて,活発な議論を頂きました.

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また,発表の後に納涼会を行いました!
来秋から当研究室を離れる葛さん,壇辻さん,Salsabilaさんと,福田先生から一言ずつ,今までの研究生活についてお言葉をいただきました.研究室をお離れになる皆様,研究室にて今まで何から何までお世話になり,本当にありがとうございました!
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(河井)

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修士論文提出(Salsabilaさん)

2019年7月24日

[2019年7月24日]

今日はM2のSalsabilaさんの修士論文が完成し提出しました.

Salsabilaさんは,東京首都圏におけるTOD (Transit Oriented Development:公共交通志向型開発) が住宅地の地価に与える影響について,いくつかのモデルを用いて精度や結果の比較を行いました.その結果,鉄道路線の複数のメンバーシップを考慮した回帰モデルの一種であるMMMM (Multiple Menbership Multilevel Model) を用いることで,近接する地域の価値やアクセシビリティ,中心業務地区や副都心からの距離などが地価に著しく影響することや,東京の南西部に延びる鉄道沿線の価値が高いことが示されました.

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研究室ゼミ第12回・第13回

2019年7月24日

[2019年7月17日・22日]

12回目・13回目の研究室ゼミではM1の清水くん,小谷田くん,北くん,王さんと,D1のAzarelさんが発表しました.

清水くんは列車遅延の要因分析について,小谷田くんは高齢者のモビリティ確保について,それぞれ今後やりたいと考えている研究構想と,関連する研究のレビューを行いました.

北くんは,完全自動運転ライドシェアシステム利用意向の規定要因についての離散選択モデルについて,SP調査を行った結果を用いて構築した結果を発表しました.現在はPanel Mixed Ordered Logitモデルを用いて,以前よりも詳細な推定を行っております.

王さんは,観光客の周遊や,絶滅危惧種の動物と自動車の接触による交通事故について,BluetoothやWi-Fiパケットセンサーにより行う予定である調査と,そのデータを用いた研究分析の構想について発表しました.

Azarelさんは,MaaS (Mobility As A Service) についての文献レビューや,今後研究として取り扱う際のMaaSの定義づけについて発表しました.

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研究室ゼミ第10回・第11回

2019年7月12日

[2019年7月4日・12日]

10回目・11回目の研究室ゼミではM2の小川,城間,室,河井が発表しました.

小川は,再帰型ニューラルネットワークによる交通状態の短期予測について,鎌倉市中心部のデータを用いた研究の概要から分析結果まで発表しました.

城間は,電気自動車(EV)の普及に伴う利用者の交通選好の分析について,その研究構想を発表しました.

室は,交通インフラの整備効果を因果推論を用いて評価する手法に関して,類似研究のレビューと今後の研究構想について発表しました.

河井は,テレワーク普及により労働者が就業地の立地を選択できる前提でのオフィス利用意向と,それを交通需要予測へ導入する研究についての構想や,基礎的なモデル推定結果を発表しました.

質疑では,研究の目的背景について相手を納得させる説明を用意する必要があるとのコメントを多く頂きました.TSU (Transportation Research Unit)5研究室合同で行う夏ゼミの日程が近づいてきましたので,今後はこれまで以上に研究に専念しようと決心した次第です.(河井)

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博士論文最終発表(壇辻さん)

2019年7月3日

[2019年7月3日]

本日は博士後期課程の最終発表が行われ、当研究室からは壇辻さん (D3) が発表されました。
壇辻さんは “Modeling and Optimizing Bi-modal Urban Transportation Systems: A Macroscopic Approach” と題して、3D-MFD (Macroscopic Fundamental Diagram) を用いてバスと自動車の2モードによる交通の最適化モデリングを、東京都心部を例として行いました。
先生方からは、モデル内容からその目的まで幅広く活発な意見を頂きました。

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基礎ゼミ第9回・第10回

2019年7月2日

[2019年7月2日・7月9日]

9回目の基礎ゼミでは北くん(M1)が担当し,地理空間情報の閲覧・編集・分析の方法について,フリーソフトのQGISの操作方法と,Rでのコーディングによる地図作成と空間属性分析を行いました.通常の作図からコロプレス図の作成方法まで,かなり細かいところまで資料を作ってくださいました.これを研究分析や対外発表の際の図示などに役立てていきましょう.

10回目の基礎ゼミでは王さん(M1)が担当し,Rを用いた大規模データの分析から空間統計データの解析方法までを行いました.

今年度の基礎ゼミは以上となります.準備ができ次第,ゼミで使用した資料をHP上にアップロードする予定です.

(河井)

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