2024年度初年次ゼミナール

修士2年の中村です。
弊研究室の所属する国際プロジェクトグループでは、本年度、弊学1年生の必修授業である理科系の初年次ゼミナールを開講しています。
国際プロジェクトグループの教授陣による本授業に、私もTAとして参加させていただいておりました。

講義とグループワークで構成される本授業の、主にグループワークの回を拝見しておりましたが、1年生らしい新鮮な視点と勉強熱心な彼らが毎週仕入れてくる新たな知識に感化され、私も勉強になりました。
初回の授業日には、4年ぶりに駒場キャンパスに伺い、この4年で慣れた本郷キャンパスとは異なる雰囲気に、私も若返ったような気がしました。

今週は、授業の最終回として、羽田イノベーションシティへ見学に伺いました。
見学では、イノベーションオープンスペースである「PiO PARK」と、自動運転バスの見学、またロボットレストランの「AI_SCAPE」をご説明いただきました。
私は以前、境町でも自動運転バスに試乗させていただきましたが、その際はフランス製のNAVYA社のARMAという車体だったのに対し、今回はエストニア製のMiCaという車体を体験いたしました。MiCaは、日本仕様にカスタマイズして導入され、施設の方によると、NAVYA社のものより性能がいいそうで、最近新たに乗り換えられたそうです。今回試乗させていただいたルートでは、手動介入もなく「完全」自動運転での走行がされていて、1年前の見学よりもさらに実績を積んで自動運転の走行が可能になってきていることを感じました。
ロボットレストランはあいにく中に入ることはできませんでしたが、SFみたいな世界観で、是非今度ここで食事をしてみたいなと思いました。

2022年にできた本施設を訪れるのは私も初めてであったため、とても勉強になりました。

自分も1年生の時に履修した初年次ゼミナールに、最後の学年で再度かかわることができて、学んできたことと失ったことに気が付くきっかけにもなる貴重な経験になりました。(自身が学部1年生の時に書いた戦争と平和についての初年次ゼミナールのレポートも封印していましたが、5年ぶりに読み返してみたいような気持ちになりました。)(中村)

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