修士論文提出(Salsabilaさん)
[2019年7月24日]
今日はM2のSalsabilaさんの修士論文が完成し提出しました.
Salsabilaさんは,東京首都圏におけるTOD (Transit Oriented Development:公共交通志向型開発) が住宅地の地価に与える影響について,いくつかのモデルを用いて精度や結果の比較を行いました.その結果,鉄道路線の複数のメンバーシップを考慮した回帰モデルの一種であるMMMM (Multiple Menbership Multilevel Model) を用いることで,近接する地域の価値やアクセシビリティ,中心業務地区や副都心からの距離などが地価に著しく影響することや,東京の南西部に延びる鉄道沿線の価値が高いことが示されました.