EASTS 30周年記念イベント
先日、先生、Salsaさんと一緒に、東京で開催された東アジア交通学会(EASTS)の30周年記念イベントに参加しました。このイベントは、EASTSの30年間の成果の振り返りと、アジア全体の交通未来を形作る上でのEASTSのこれからの役割をテーマに開催されました。イベントでは、チュラロンコン大学のSaksith教授、現在EASTSの会長であるAndhika博士、インドネシア交通学会のTory会長をはじめ、交通分野で活躍する多くの著名な方々と出会い、交流することができました。さらに、東京科学大学のD3学生であるLiuさんとも、初めてお会いすることができました。
30周年イベントでまずは台湾、フィリピン、日本からの交通専門家が、災害耐性や交通インフラが脆弱な地域住民に与える影響について発表した合同セミナーが行われました。その後、EASTSの今後の役割を探るシンポジウムが開催され、インドネシアの大統領特使であるBambang Susantono教授による基調講演が行われました。講演「ヌサンタラ:インドネシアの未来首都建設の教訓と課題」では、インドネシアの壮大な首都開発プロジェクトについて探求されました。Bambang教授は、元アジア開発銀行(ADB)の副総裁でもあります。その後、アジアの持続可能性、包摂性、回復力に焦点を当てた新しいモビリティの時代に向けてEASTSがどのようにアジアを導くかについて、活発なパネルディスカッションが行われました。
翌日、Salsaさんと私はBambang Susantono教授とその秘書を東京大学にご案内させていただきました。安田講堂を訪れ、中央食堂でランチを楽しんだ後、未来イニシアティブセンターの慎二先生と会議を行いました。その後、Bambang教授はその後住友グループの幹部との会議に向かわれました。
これからのEASTSの歩みに期待するとともに、私の母国、インドネシアで開催される次回のEASTSの二年に一度の会議に特別な興奮を感じています。再び皆さんと再会し、アジアの交通景観を形作る革新的な議論に貢献できることを楽しみにしています。
[Aulia Rahman]