第23回行動モデル夏の学校
9月11日から13日の日程で、第23回行動モデル夏の学校2024が対面とオンラインの併用で開催され、当研究室からは今年もM1とB4のメンバー、計6人で参加しました。
今年度の夏の学校では、これまでの夏の学校と比較し、主に学生向けのより基礎的な講義や、政策評価をも扱うような講義が増加したことで、参加学生の分析がデータ分析のみに留まらず、政策提言まで踏み込んだ発表が多く見られることとなりました。
そのなかで当研究室は、混雑課金制度そのものの特性に着目し、異なる社会属性を持つ人々の不利益の評価というテーマのもと、与えられた豊洲のデータをもとにケーススタディとして分析を行いました。途中、推定など思うような成果があげられず苦戦した場面もありましたが、エスキスなどで先生方から頂いたご意見を基に改善を図り、発表として形にまとめることができました。
最終的な結果としては、惜しくも賞を得ることはできませんでしたが、この3日間でメンバー間で議論を重ね協力する過程で、親睦を大いに深めるとともに、行動モデルに熱心に向き合ったことで、私たちにとって理解を深める時間になったと感じています。また、個人としても、初めての夏の学校でプロジェクトベースの演習という、これまで経験のしたことない形の貴重な経験をすることができたと感じました。
ありがとうございました。[M1 渡邊]